「ツルネ－風舞高校弓道部－」あらすじ感想ネタバレ&動画配信視聴ならVOD【U-NEXT・Dアニメストア】

【ツルネ－風舞高校弓道部－】配信VOD比較

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作品概要

2016年12月に刊行された綾野ことこによる人気ライトノベル「ツルネ－風舞高校弓道部－」を原作としたアニメーション作品。

本作品の原作は、2016年に実施された第7回京都アニメーション大賞の小説部門審査員特別賞を「夜多の森弓道場」というタイトルで受賞しており、同大賞の作品としては2018年1月に放送された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に続くアニメ化となりました。

本作品は、2018年10月から2019年1月にかけて全13話がNHK総合において放送されており、弓道という異色の題材と高い画力により多くのファンの支持を得ました。

そんな本作品ですが、監督は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「響け！ユーフォニアム」に携わった山村卓也が務め、アニメーション制作を「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「Free!」などで高い画力が評価されている京都アニメーションが務めました。

あらすじ

美しい弦音を響かせたい。

幼い頃に弓道の試合で聞いた弦音に魅了された鳴宮湊は、自分も同じような美しい弦音を響かせたいと強く願い、弓道の世界に足を踏み入れます。

そして、鳴宮は着実に実力をつけていき、中学3年生になった時には県大会決勝の団体戦メンバーに選ばれます。

しかし、その試合の最中に鳴宮は、自分の意思に反して矢を放ってしまうという早気にかかってしまい、そのことが原因となってチームは敗退してしまいます。

弓道における深刻な病とされる早気にかかってしまった鳴宮は、早気を克服することができず、加えて自身が原因となってチームが敗退してしまったという責任感から、鳴宮は弓道の世界から離れるようになっていきます。

けれども、弓道を心から嫌いになれない鳴宮は、夜多の森弓道場で出会った凄腕の射手・滝川雅貴によって再び弓道の世界へと戻っていくことになります。

果たして、鳴宮は早気を克服すことができるのか。ぜひご鑑賞してお確かめください。

登場人物

感想/ネタバレ

（主人公も魅了された、奥深い弓道の世界）
本作品のタイトルともなった、弦音。

弦音とは、弓から矢が放たれた時に弦が放つ音の事を指します。天候や射手の心理状態の影響を受けやすい弦音は、同一人物が同じ弓を使っても、いつも同じ音がするとは限らず、美しい弦音を響かせることは全ての射手の目標でもあります。

本作品の主人公も、幼い頃に訪れた弓道の大会で弦音に魅了され、自分も美しい弦音を響かせたいと青春を弓道に捧げるようになりました。

このように弓道は、弓を的に射るというスポーツでありながら、美しいフォームや身のこなし方なども重要視される奥深い競技なのです。

そんなあまり知られていない奥深さを、様々な視点から余すことなく描き出した本作品。これまでに多くの話題作を生み出した京都アニメーションが手掛ける弓道青春アニメで、あなたも弓道の魅力にハマってみてはいかがでしょうか。

（どちらも面白い！学生弓道と大人弓道の魅力とは）
本作品内において学生弓道については何度か触れられている場面がありましたが、学生弓道と大人弓道には大きな違いがあります。

それは、的中が重視されるかどうかです。

もちろん、弓道とは的を射るスポーツですから、的中するのは学生弓道であっても大人弓道であっても重要なことです。

しかし、学生弓道が的中を最重要視するのに対して、大人弓道は美しいフォームや理にかなった身のこなし方を重要視している部分も強く、的中だけが重要とはされていません。

的を射ることを重要視するスポーツ的要素が強い学生弓道と、美しいフォームを追究する武道的要素の強い大人弓道。

どちらも違った魅力がありますので、本作品を鑑賞して学生弓道に魅力を感じた方は、大人弓道の魅力についても調べてみてはいかがでしょうか。