【ユージュアル・サスペクツ】配信VOD比較
Hulu | U-NEXT | ビデオパス | アマゾンプライム | TSUTAYATV | |
料金 | 933円/月 | 1990円/月 | 562円/月 | 400円/月 | 933円/月 |
無料期間 | 14日間 | 31日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
シリーズ配信数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
視聴方法 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 |
Hulu | |
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約5万本以上の配信作品全て見放題!特に海外ドラマ充実!アニメ作品のラインナップも充実!HD画質720pにより圧倒的な画質の良さ!日テレ系、リアルタイム配信なども多数のデバイスで視聴可能!
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U-NEXT | |
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月額1,990円(税別)ですが、ポイントが1,200円分付与。実質790円で見放題!作品数13万本以上!特に新作映画やドラマに強いので、新作を見たい方におすすめ
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ビデオパス | |
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アマゾンプライムビデオ | |
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年会費3,900円(税込)プライム会員で動画見放題!30日間の無料トライアル!最新作から、Amazonオリジナル作品まで!プライム会員でお急ぎ便使い放題や音楽聴き放題など多彩なサービスが利用できる!
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TSUTAYA TV | |
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新作・準新作を除く対象作品約10,000タイトルが見放題。月額933円(税抜)で新作約2本分のレンタルに使える1,080円分のポイントがもらえる。レンタル制限がなくCDもレンタルできる!
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作品の概要
「X-MEN」シリーズの監督を務めていることで知られるブライアン・シンガーと、トム・クルーズがその才能に惚れたことで有名となった脚本家のクリストファー・マッカリーがタッグを組み、1995年8月にアメリカで公開されたサスペンス映画。日本では、翌年の1996年4月に映画が公開されています。
ある殺人事件をキントという人物の回想を元に語られる本作品は様々な伏線が巧妙に仕込まれており、最後には誰もが想像してなかった結末を迎えることから、今では大どんでん返しの作品といえば必ず本作品が上がるほど人気の高い作品となっています。
本作品は、1996年のアカデミー脚本賞をクリストファー・マッカリーが受賞しており、同年のアカデミー賞助演男優賞をケヴィン・スペイシーが受賞しています。
あらすじ
アメリカ・カリフォルニア州にて麻薬密輸船が炎上する事件が発生。警察が駆けつけると、そこには27人の死体が残されており、代わりにあったはずの9100万ドルのお金が消えていました。
その後、警察は捜査を進める中で、唯一無傷で生き残ったヴァーバル・キントを見つけ出し尋問を開始します。すると、キントは事件の6週間前からの出来事を語り始めるのでした。
6週間前、銃を大量に積んでいたトラック強盗の容疑で連行されたことをきっかけに、常連容疑者(ユージュアルサスペクツ)である5人が結束。
パトカーの襲撃やエメラルドの原石の強奪など順調に犯罪を成功させていきますが、伝説的なギャングと呼ばれるカイザー・ソゼに知られてしまったことで仕事を強要されるようになります。
強要された仕事内容とは、商売敵であるアルゼンチンギャングの麻薬取引を破壊すること。命は保証しないが、9100万ドルの分け前を与えるというものでした。拒否権のない彼らは仕事を引き受けて麻薬取引現場の船に向かいますが、そこで彼らが見るものとは…。
終盤にかけての怒涛の展開、そしてすべてが裏切られる結末は、ぜひ鑑賞してお確かめください。
出演者/キャスト
・ディーン・キートン/役:ガブリエル・バーン
本作の主人公。元刑事で汚職事件により退職。
弁護士のイーディ・フィネランに出会ってからは犯罪から手を洗い、真っ当に生きることを決めてレストラン経営をしている。
内心では前科者が成功することはないという考えがあるために、最終的には他の4人と手を組んで犯罪の道に戻ってしまう。
・ヴァーバル・キント/役:ケヴィン・スペイシー
キートンと共に犯罪を行う1人。左半身不随の詐欺師。
麻薬密輸船が炎上した事件の唯一無傷で生き残った人物で、本作品の語り部となるキーパーソン。
「おしゃべりキント」と呼ばれている。
・マイケル・マクマナス/役:スティーブン・ボールドウィン
キートンと共に犯罪を行う1人。フェンスターと共に犯罪を行っており、家宅侵入による盗みを専門としている。
キレやすく怒ると怖いが、いつも一緒にいるフェンスターに対して友情を見せた発言をしていることから、フェンスターに対しては絆を感じている。
5人で犯罪を行うことを持ちかける人物。
・トッド・ホックニー/役:ケヴィン・ポラック
キートンと共に犯罪を行う1人。爆破のスペシャリスト。
爆破だけでなく、ハードウェアに対する能力も長けているが、自分さえいれば他はどうでもいいと考えている冷酷な人物。
・フレッド・フェンスター/役:ベニチオ・デル・トロ
キートンと共に犯罪を行う1人。マクマナスと共に犯罪を行うチンピラ。
臆病者な一面も持っているため、伝説のギャングであるカイザー・ソゼから仕事を依頼された際に名前を聞いただけで逃げ出してしまう。
感想/ネタバレ
(キント役ケヴィン・スペイシーの役作りがすごい!)
本作品において、麻薬密輸船炎上事件の唯一無傷で生き残った人物キントですが、物語は彼の語り部によって進行していきます。
そのような重要なポジションを任されたのは、演技力で高い評価を得ているケヴィン・スペイシーです。ケヴィン・スペイシーは「セブン」や「アメリカン・ビューティー」などでも知られており、その役作りへのこだわりが毎回話題となっています。
そんなケヴィン・スペイシーは本作においても、左半身不随の役どころをつかむために医師に助言を求めたり、靴底を削り取って歩いたりといった役作りを行っていました。
こうしたケヴィン・スペイシーの圧巻の演技にも注目して本作品を鑑賞するとより一層楽しめるかもしれません。
(公開から20年近く経っても色褪せないストーリー)
前述で何度も触れているように、本作品においての最大のポイントは、最後に大どんでん返しが待っているということ。本作品を語るうえで誰もがこの点を上げることから、今では大どんでん返しといえば本作品といわれるような代表格的存在になっています。
しかし、通常の作品であれば最後に大どんでん返しが待っているという口コミを聞いてしまってから視聴すると、何となく結末が想像できてしまうことも少なくありません。
それにも関わらず、今なお代表的存在でいられるのは、その圧倒的な脚本力があったからといえるでしょう。
本作品では、物語だけでなく視覚や聴覚といった映画で伝えられる全ての感覚を使って巧妙に観客をだますという見事な手法を使っているからこそ、簡単には結末を想像することができないのです。
それゆえに、本作品では大どんでん返しと分かっていても騙されてしまう人が大勢いるため公開から20年経った今も色褪せずに代表格として存在し続けていられるのでしょう。