【イエスマン “YES”は人生のパスワード】配信VOD比較
U-NEXT | dTV | ビデオマーケット | TSUTAYATV | アマゾンプライム | |
料金 | 1990円/月 | 500円/月 | 500円〜/月 | 933円/月 | 400円/月 |
無料期間 | 31日間 | 31日間 | 入会月無料 | 31日間 | 31日間 |
シリーズ配信数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
視聴方法 | 定額見放題 | レンタル | レンタル | 定額見放題 | 定額見放題 |
U-NEXT | |
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作品概要
イギリス人のダニー・ウォレスによって自身の体験談を元に執筆した「Yes Man」を原作とした実写映画作品。映画は2008年にアメリカで公開され、日本では2009年に公開されました。
全ての誘いに「NO」と答え続けていた主人公が、友人の誘いによってイエスマンとなることを決意。全ての誘いに「YES」と答えることで主人公の人生はこれまでとは全く違うものへと変化していくという物語の本作品は、多くの人に影響を与え、人生の教訓として何度も鑑賞する人が多いほど人気の高い作品となっています。
主人公を「トゥルーマン・ショー」や「マン・オン・ザ・ムーン」に出演し、2年連続でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞した実力派俳優のジム・キャリーが務め、ヒロインを「(500)日のサマー」や「トロールズ」に出演し、アカデミー撮影賞にノミネートされた撮影監督のキャレブ・デシャネルの娘としても有名なズーイー・デシャネルが務めています。
あらすじ
妻と離婚した事でふさぎがちとなった主人公のカール・アレンは、プライベートでの誘いを始め、自身の勤める銀行での融資の審査も全てに「NO」と答える生活を送っていました。
そんなカールの元に友人のニックが訪れ、「イエスマンになって人生が変わった」とイエスマンになることを勧めてきます。
最初は怪しげだと断ったカールでしたが、将来に漠然とした不安を抱え始めたカールは最終的にニックの誘いに乗ってイエスマンとなるためのセミナーに参加することを決意します。
セミナーで強引にイエスマンとなることを誓ったカールは、それ以降全ての事に「YES」と答えるようになります。
休日出勤させられたり、ホームレスにお金を渡すことになったりと不幸なことも多くありましたが、休日出勤をした事で上司の評価が上がって昇進ができたり、ホームレスにお金を渡したことで素敵な女性と出会ったりと幸運なことも徐々に増えていきます。
そうしてイエスマンを続けていくうちに人生が変化を見せ始めたカール。このまま幸せな人生を送っていくのかと思われましたが、ある日幸せな日々がイエスマンであることをきっかけに崩れ始めます。果たして、カールの運命はどうなっていくのでしょうか。続きはご鑑賞してお確かめください。
出演者/キャスト
・カール・アレン/役:ジム・キャリー
本作の主人公。
離婚をきっかけにふさぎがちとなっていたが、イエスマンとなることをきっかけに性格も明るくなり、立ち直り始める。自宅でレンタルDVDを鑑賞するのが趣味で、すぐにばれるような小さな嘘をつき、言い訳も多い性格。
・アリソン/役:ズーイー・デシャネル
本作のヒロイン。
売れないバンドのボーカルをしながら、仕事として走りながら写真撮影をするジョギングフォトのインストラクターをしている。平凡な毎日を嫌い、新しいことに挑戦することを好み、行動的な心のままに生きる性格。
・ピーター/役:ブラッドレイ・クーパー
カールの昔からの友人。
付き合いの悪くなったカールに不満を抱きながらも、立ち直らせようといろいろな誘いをしてくれる心優しい性格。2年間付き合った彼女と婚約をしている。
感想/ネタバレ
(現代人にこそ見て欲しいイエスマンのすすめ)
本作品は、妻と離婚した事でふさぎがちになってしまい、友人の誘いや仕事など全てにおいて”NO”と言っていたカールがイエスマンの教えを信じ、全てにおいて”YES”と言うことで少しずつ人生に変化が見られ始めるという内容ですが、この作品には現代人にこそ見て欲しい教えが詰まっていると感じます。
その教えとは、「イエスマンになること」です。
イエスマンとは全てのことに対して”YES”と応えるというものですが、日本の現代の文化では”YES”が強制されることは少なく、誰もが気分や予定によって”NO”と言えるようになりました。もちろん、それは権利としてなくてはならないものです。
しかし、本当にそれで人は幸せなのでしょうか?
本作品では”YES”と応えることで今まで出会わなかった人や新しく興味を持てることに出会えるということを伝えています。
カールのように全てにイエスマンである必要はありませんが、”YES”と応えることへの考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
本作品は、”NO”と応えることが日常化している現代人にこそ見て欲しい作品となっています。
(それでも時に”NO”と言うことも必要)
前述にてイエスマンであることのすすめを述べましたが、本作品では自分の意思を持って”NO”と応えることへの重要性も説いています。
物語では、イエスマンとなり全てに”YES”と応えるようになっていたカールは、新しい彼女と出会い、ヘリの操縦や中国語の習得など様々な趣味も見つけることができて順風満帆の生活を送るようになります。
しかし、イエスマンであったことを彼女に知られてしまうことで、自分への愛は偽物だったのかと疑われ関係を解消されてしまいます。
そして、最後にはイエスマンを勧めた人物に、「最初は全てに”YES”と応えるが、そのうち自分の意思を持って”YES”と応えることができるようになる。
だから嫌なことは”NO”と言っていい」と教えられます。
本作品が伝えているのは、”YES/NO”はしっかりと考えたうえで自分の意思を持って応えるのが重要だということなのです。
”YES”だけ答えて順風満帆な人生になるだけの物語ではなく、本当に大切なことを教えてくれる本作品を、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?