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【オデッセイ】配信しているVOD比較

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作品概要

2011年に刊行されたアンディ・ウィアーによる小説「火星の人」を原作とした実写SF映画で、アメリカでは2015年10月、日本では2016年2月に放映されました。

監督を「ブレードランナー」や「エイリアン」などを手掛け、SF映画の巨匠と称されるリドリー・スコットが務め、脚本をアメリカのテレビドラマ「LOST」で全米脚本家組合賞にノミネートされたことがあるドリュー・ゴダードが務めています。

また、主演には「オーシャンズ11」や「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」などに出演し、アカデミー賞俳優でもあるマット・デイモンが務め、「ゼロ・ダーク・サーティ」などで知られるジェシカ・チャステインや、「キャプテン・アメリカシリーズ」のウィンター・ソルジャー役などで知られるセバスチャン・スタンなど実力のある俳優陣がキャストとして軒を連ねています。

火星に1人取り残されてしまった宇宙飛行士が、地球に戻ることができるまでを描いた本作品は、綿密に計算されたリアリティと演技力などが高く評価され、アカデミー賞では7部門にノミネート。第73回ゴールデングローブ賞では作品賞と主演男優賞を受賞しています。

あらすじ

NASAの有人探査計画で火星での探査任務中に大砂嵐に襲われ、クルーたちは全ミッションを放棄して退避するためにロケットへと向かうクルーたち。

そんな中、クルーの1人であるマーク・ワトニーは大砂嵐によって飛ばされてきた折れたアンテナに直撃してしまいます。

直撃したことにより大砂嵐の中に巻き込まれてしまったワトニーを、指揮官を始めとする他のクルーは懸命に探しますが、ワトニーの生存している可能性は極めて低いことや自分たちの命も危ないということを考慮して、苦渋の決断ではありましたが指揮官はワトニーを置いて帰還することを決断します。

しかし、ワトニーは生存しており、火星に1人取り残されてしまう形となりました。その事実を知ったワトニーは、わずかに残こされた物資を使って地球から救助隊が来るまでの間生き延びようとします。

けれども、死亡したと判断されていたワトニーの元に救助隊が来るはずもなく、次の火星へのミッションは4年後とワトニーを苦しめます。

やがて時が過ぎ、偶然に衛星写真の中で火星にあるソーラーパネルなどが動いていることに気づいたNASAはワトニーの生存を知ることとなります。

そうして、やっとワトニー救助に動き出しますが、火星と通信する手段がないことや着実に火星にある物資が減っていることなど様々な困難が発生し…。

果たして、ワトニーは火星から地球へと戻ることができるのか、ぜひ鑑賞してお確かめください。

出演者/キャスト

・マーク・ワトニー/マット・デイモン
本作の主人公。NASAの有人探査計画でエンジニア兼植物学者のクルーとして計画に参加。

火星探査中に大砂嵐によって吹き飛ばされてきた折れたアンテナに直撃。その結果、1人火星に取り残されてしまう。明るく前向きな性格、頭脳明晰で発想力も良い。

・メリッサ・ルイス/ジェシカ・チャステイン
NASAの有人探査計画で指揮官兼地質学者のクルーとして計画に参加。

大砂嵐の中に吹き飛ばされてしまったワトニーを最後まで懸命に探すなど責任が強く、ワトニーを置いて火星から退避した後もずっと気にかけるなど優しい性格である。ディスコミュージックが好きで、火星に曲を持参している。

・リック・マルティネス/マイケル・ペーニャ
NASAの有人探査計画で操縦士のクルーとして計画に参加。

ワトニーの親友。火星に残されたワトニーと通信できるようになった時も、リックがクルーの代表として文章を打つなど仲の良さがうかがえる。妻子を地球に残して計画に参加している。

・べス・ヨハンセン/ケイト・マーラ
NASAの有人探査計画でシステムオペレーター兼原子炉技術者のクルーとして計画に参加。

頭が良く冷静な判断ができる性格。ゲームオタクでもあり、火星にゲームをダウンロードしたパソコンを持参している。地球に帰還後、想いを寄せられていた同じクルーのクリス・ベックと結ばれる。

感想/ネタバレ

(窮地に立たされても諦めない、ワトニーの前向きさに感動!)
本作品の前半部分では、火星に残されたワトニーが生存していることすら誰にも気づいてもらえない状況の中で、生き延びるために食料を増やし、次のミッションが来る4年後まで生きていく方法を模索しながら過ごす姿が描かれます。

本来であれば、4年後という絶望するような長い期間を想像して自暴自棄になったり、減っていく食料を見て希望を捨てたりしたくなるような状況。

そんな中で、希望を捨てないだけでなく、時には指揮官が残したディスコミュージックの曲にユーモアを交えた文句を言ってしまうほど前向きなワトニー。

そんなワトニーの姿にきっと心打たれること間違いなしの作品となっています。

(CGとは思えない、リアルな火星を見ているような映像技術)
物語の後半部分では、NASAがワトニーの生存に気づき、どうにか救助できないかと様々な手段を探る様子が描かれ始めます。

そのため、次第に地球と火星の映像が交互に映るようにはなりますが、物語の前半部分を始めとして基本的にはワトニーのいる火星が舞台となっています。

そんな物語のほとんどが火星の映像である本作品ですが、火星での映像はワトニーを除いてほとんどがCGでできています。

そして、本作品のすごいと感じるところは、その映像がCGであると気づかないほどのリアルな火星の映像になっているところです

光の角度や色合い、砂埃が舞う場面まで繊細に作り込まれた本作品。火星に行ったことがなくても、これが火星だと信じてしまうほどの映像技術は、ぜひ注目していただきたいポイントの1つです。

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