【告白小説、その結末】配信VOD比較
U-NEXT | dTV | アマゾンプライム | ビデオマーケット | TSUTAYA TV | |
料金 | 1990円/月 | 500円/月 | 400/月 | 500円〜/月 | 933円/月 |
無料期間 | 31日間 | 31日間 | 30日間 | 入会月 | 30日間 |
シリーズ配信数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
視聴方法 | レンタル | レンタル | レンタル | レンタル | レンタル |
◆ビデオパスでも配信あり。
U-NEXT | |
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作品概要
フランス人作家のデルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンによる小説「デルフィーヌの友情」を原作とした実写映画作品。映画は2017年11月にフランスで公開され、日本では2018年6月に公開されました。
戦慄ミステリーとして発表された本作品は、素性の知れないエルという女性を美しくも不気味に描き上げることで、見ている者も主人公と同様の得体のしれない恐怖に包まれるように作られた本作ミステリー作品となっています。
本作品の監督は、これまでに「戦場のピアニスト」や「ゴーストライター」といった名作を数々と生み出し、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞したこともある名監督のロマン・ポランスキーが務めています。
また、エルに追い詰められていく告白小説家の役をロマン・ポランスキーの妻であるエマニュエル・セニエが務め、主人公を追い詰めていく美しい女性を、英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞したエヴァ・グリーンが務めています。
あらすじ
心を病んで自殺した母親との生活を綴った告白小説がベストセラーとなり、華々しく作家としての人生を歩むこととなったデルフィーヌ。
しかし、デルフィーヌは小説家としてのスランプや差出人不明のバッシングなどに苦しめられ、次回作を執筆することができずにいました。
そんな彼女の元に、熱狂的なファンだと名乗るエルが現れます。
物書きであるなどの共通点が多くあり、苦悩していたデルフィーヌを献身的に支えようとしてくれるエルに対して、すぐに信頼を寄せるようになるデルフィーヌ。
その後、エルがデルフィーヌの家に行く形で共同生活を始めた2人。彼女たちの絆は強固になったものだと思われましたが、時折見せるエルの暴力的ともいえる豹変ぶりにデルフィーヌはエルを怪しむようになります。
それでも心を許せる唯一の人物であるエルをデルフィーヌは疑いきることはできず、逆により強くエルに心を支配されるようになっていきます。
果たして、エルの正体とは一体何だったのか?そして、デルフィーヌに接近してきた理由とは…。小説家ですら想像することができない衝撃の結末を、ぜひご鑑賞してお確かめください。
登場人物
・デルフィーヌ/役:エマニュエル・セニエ
本作品の主人公の1人。
心を病んで自殺した母親との生活をつづった告白小説がベストセラーになるも、差出人不明の脅迫状やスランプに苦しめられるようになる。ファンだという女性・エルとはすぐに何でも語り合える仲となるが、共同生活を始めたのを機に彼女の不可解な行動を疑問視するようになる。
・エル/役:エヴァ・グリーン
本作品の主人公の1人。
デルフィーヌのファンを名乗っており、パーティーで偶然知り合ったのを機にデルフィーヌに異常に接近するようになる。仕事は著名人の自叙伝を執筆するゴーストライターをしており、物書きであるという共通点でデルフィーヌの信頼を強く得るようになる。
・フランソワ/役:ヴァンサン・ペレーズ
デルフィーヌの夫。
デルフィーヌとは愛し合っているが、お互いの暮らしを尊重したいという妻の希望により、別居して生活をしている。仕事はインタビュアーをしており、主に著名な作家などを取材するため、世界各地に出張していることが多い。
感想/ネタバレ
(数奇な人生を送る名監督が生み出した、戦慄ミステリー)
「戦場のピアニスト」という作品名を一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。
実在するユダヤ系ピアニストをモデルに、第二次世界大戦中のナチスによるホロコーストから生き延びる姿を描いた当作品は、残酷な現実を隠すことなく伝えた作品として広く知られ、現在でも多くの人の心に残る作品となっています。
そんな「戦場のピアニスト」ですが、当作品の監督・脚本を務めたのはロマン・ポランスキーという人物。
ロマン・ポランスキーは、ユダヤ教徒のポーランド人の父親とカトリック教徒の母親の間に生まれており、第二次世界大戦中にアウシュビッツ収容所でドイツ人に母親を虐殺され、自身もユダヤ人ゲットーに押し込まれていた経験を持ちます。
そんな暗い過去を持つ彼ですが、映画監督になった以降も、妻で女優のシャロン・テートをカルト教団の襲撃により惨殺されるという悲しい経験や、幼い少女を淫行したという容疑にかけられるという経験など、様々な経験を経ることとなりました。
このように多くの経験をしてきたロマン・ポランスキーは、その経験を自身の作品に投影されることも多く、彼が手掛けた作品は独特の雰囲気を持ったものになっています。
そして、今回新たに手掛けた本作品も、ロマン・ポランスキーならではの独特の雰囲気が漂った作品となっており、彼の世界観を存分に楽しめる作品に仕上がっています。
数奇な人生を送る名監督が生み出した、戦慄ミステリー。多くの謎に包まれた本作品で、あなたもロマン・ポランスキーの世界観に翻弄されてみてはいかがでしょ