【八日目の蝉】
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料金 | 1990円/月 | 500円/月 | 933円/月 | 562円/月 | 888円/月 |
無料期間 | 31日間 | 31日間 | 14日間 | 30日間 | 一ヶ月 |
シリーズ配信数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
視聴方法 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 |
◆ビデオマーケット・TSUTAYATV・アマゾンプライムも配信あり
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作品の概要
「対岸の彼女」や「紙の月」などで知られる小説家の角田光代による小説「八日目の蝉」を原作として実写映画作品。映画化される前に、檀れいが主演を務めてNHKでテレビドラマ化がされています。
監督は「ふしぎな岬の物語」などを手掛けた成島出が務め、脚本 は「時をかける少女」や「サマーウォーズ」などを手掛けた奥寺佐渡子が務めました。
また、主演は「花より男子」シリーズや「白ゆき姫殺人事件」に出演した井上真央が務め、2011年4月29日に映画が公開されました。
本当の母親だと信じていた人が、実は自分を誘拐した犯人であったという衝撃的な物語を描いた本作品は、井上真央や永作博美を中心とした出演者の演技力も高く評価され、日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含めた10部門で賞を受賞し、その他の映画賞も数多く受賞しました。
あらすじ
野々村希和子は、不倫関係だった秋山丈博と妻の間に生まれた赤ん坊を誘拐し、「薫」という名前を付けて育てることを決意します。
赤ん坊が誘拐された事件はすぐに報道されてしまったため、希和子は赤ん坊と生きていくために、過去にトラウマを抱えた女性たちだけで構成され、ボランティア団体を自称した宗教施設である「エンジェルホーム」に入所します。
しかし、「エンジェルホーム」は誘拐事件とは異なる捜査で警察が立ち入ることとなったため、再び希和子は「薫」を連れて逃亡することになります。
その後、別の場所へと移り住み穏やかな生活を送っていましたが、「薫」が4歳の時に偶然写ってしまったお祭りの写真がきっかけで警察に見つかり、希和子の逮捕によって2人は離れ離れになってしまいます。
そして、ようやく我が子が帰ってきたと喜ぶ本当の両親と、本物の母親だと信じていた人がいなくなってしまった子のこれから待ち受ける人生とは…。
出演者/キャスト
・秋山恵理菜(宮田薫)/役:井上真央(成人)、渡邉このみ(幼少)
本作の主人公。
生後6か月の時に希和子に誘拐され、4歳で希和子が逮捕されるまでの間、共に生活を送る。希和子と離れて本当の親と暮らすようになってからは、なかなか環境になじむことができず親の反対を押し切って一人暮らしをしている。
現在は、岸田と不倫関係にあり、岸田との間に子供を妊娠してしまう。
・野々宮希和子(宮田京子)/役:永作博美
秋山丈博と不倫関係にあり、生後6か月の娘を誘拐する。
秋山丈博と不倫関係にあるときに希和子自身も妊娠した経験があるが、丈博に言われて堕胎をしている。また、そのことがきっかけとなり子どもを産めない体となってしまう。
丈博の妻に不倫がバレてしまった際に、罵られたことが今でも心の傷となっている。
・安藤千草/役:小池栄子
フリーライター。
大人になった秋山恵理菜を訪ね、かつてエンジェルホームで「薫」と遊んでいたことを話し、恵理菜が過去に向き合うきっかけを作る人物。
「エンジェルホーム」で過ごしたことから普通ではない育ちであること、そして男性経験がないことに劣等感を抱いている。
・秋山丈博/役:田中哲司
恵理菜の父親。
妻を持ちながら希和子と不倫をし、妻とは離婚すると希和子に話していたが、希和子が妊娠したことを知ると堕胎することを説得する。
誘拐事件後は、自身の不倫が誘拐のきっかけとなったと言われることを恐れて仕事や住居を転々とする。
・秋山恵津子/役:森口瑤子
恵理菜の母親。
夫の丈博が不倫していることを知り、不倫相手だった希和子を激しく罵倒するなどヒステリックな一面を持つ。
誘拐事件後、幼少期を共に過ごさなかった恵理菜に対する接し方が分からず、かえって恵理菜を苦しめてしまう存在。
・感想/ネタバレ
(母親の愛情を表現した永作博美の圧巻の演技力!)
生後6か月の赤ん坊を誘拐して育てるという本来であれば常軌を逸した行動であるのにもかかわらず、永作博美さん演じる希和子の「薫」に対する愛情は紛れもなく母親としてのものでした。
そのため、容認しがたい行為であるとは分かっていても、2人の逃亡がうまくいき、ずっと暮らしていければいいのにと応援したくなる気持ちにさせられてしまいます。
こうした気持ちにさせてしまうのは、永作博美さんの作り込まれた演技力にあるのではないかと感じます。
実際に本作で、永作博美さんは日本アカデミー賞最優秀助演女優賞や第66回ブルーリボン賞・主演女優賞など様々な賞を受賞しており、誰から見ても圧巻の演技力だったという事を証明しています。
(リンクする恵理菜と希和子の人生)
本作では、「薫」を誘拐して4歳まで育てる過去の部分と、「薫」が大人となって恵理菜として生活する現在の部分を交互に描いています。
そして、現在の部分では恵理菜が大人として独り暮らしをしながら、塾の講師である岸田と不倫をして妊娠してしまうシーンが描かれています。
誘拐されて大切な時期を両親と過ごさなかったことで、両親の元に帰ってからもギクシャクした関係になってしまった恵理菜は希和子のことを恨んでいましたが、自身が同じ立場になることで次第に気持ちを理解するようになってしまいます。
離れ離れとなってから繋がり合う2人の心はぜひ映画をチェックして確認してみて下さい。