【ハッピーフライト】配信VOD比較
U-NEXT | dTV | FOD | ビデオマーケット | TSUTAYA TV | |
料金 | 1990円/月 | 500円/月 | 888/月 | 500円〜/月 | 933円/月 |
無料期間 | 31日間 | 32日間 | 一ヶ月 | 入会月 | 30日間 |
シリーズ配信数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
視聴方法 | レンタル | レンタル | 定額見放題 | レンタル | レンタル |
◆アマゾンプライムでも配信あり。
U-NEXT | |
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月額1,990円(税別)ですが、ポイントが1,200円分付与。実質790円で見放題!作品数13万本以上!特に新作映画やドラマに強いので、新作を見たい方におすすめ
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dTV | |
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ワンコイン月額500円(税別)で動画見放題!さらに31日間お試し無料!作品数12万本以上!業界最大級の動画配信サービス!ドコモユーザーならクレジットカード不要,ドコモケータイ払い対応可能!
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FOD/フジテレビオンデマンド | |
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ビデオマーケット | |
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TSUTAYA TV | |
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新作・準新作を除く対象作品約10,000タイトルが見放題。月額933円(税抜)で新作約2本分のレンタルに使える1,080円分のポイントがもらえる。レンタル制限がなくCDもレンタルできる!
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作品概要
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」を手掛けた矢口史靖による作品として、日本で2008年11月に公開された実写映画作品。
企画当初は航空パニック映画を想定されていましたが、2年間リサーチをする中で航空機が墜落する可能性が非常に低いことを知り、航空業界で働く人々を描くという内容へ変更されることとなった本作品。
そんな本作品ですが、制作にあたっては全日本空輸(ANA)が全面的に協力すると申し出ており、ロゴマークの使用や衣裳の貸与だけでなく、日本の映画史上初となる東京国際空港第2旅客ターミナルや関西国際空港、ANA機体整備工場などによる撮影が実現しました。
また、内容面においてもANAの協力を得ており、鳥被害の深刻さやキャビンアテンダントや操縦士の昇進制度など、事実に基づいた航空業界の裏側を知ることができるような作りとなっています。
あらすじ
羽田発ホノルル行1980便。
当便は、副操縦士・鈴木和博にとっては機長昇格への最終試験で、新人キャビンアテンダント・斎藤悦子にとっては国際線初フライトとなる便でした。
そんな2人の想いを乗せた便は、搭乗前からすでにトラブルだらけ。
オーバーブッキングからクレーム対応、社会科見学に来た小学生の対応など、次々と起こるトラブルを、グランドスタッフを始めとしたスタッフたちが一つ一つ対応することで何とか1980便は無事に飛行することに成功します。
しかし、安心もつかの間。機内では、お客様のクレームや機内食のデザートが不足するなどのトラブルが続々と発生。さらに、離陸中にバードアタックを起こしてしまっており、飛行中の機体に異常が発生してしまうのです。
果たして、飛行機は無事に目的地へとたどり着くことができるのか。目まぐるしく動く空港の1日を、あなたもぜひ覗いてみてはいかがでしょうか、
登場人物
・斎藤悦子/役:綾瀬はるか
新人キャビンアテンダント。
搭乗前ブリーフィングに遅刻したり、機内においてもミスを連発してしまったりと、おっちょこちょいな性格をしている。ホノルル行の便が国際線における初フライトとなる。
・鈴木和博/役:田辺誠一
副操縦士で機長昇格訓練生。
パイロットキャップを頑なに被ろうとしなかったり、ピンチになると感情的になったりと、少し偏屈な性格をしている。ホノルル行の便が、機長に昇格するための最終試験でもあった。
・木村菜採/役:田畑智子
グランドスタッフ。
臨機応変に業務をこなし、トラブルが発生しても即座に対応することができることから、上司から一躍買われている。しかし、本人は体力的にも限界を感じており、退職しようと上司に何度も願い出てみるが、却下されてしまっている。
感想/ネタバレ
(リアルと非リアルの融合、コメディ系お仕事ドラマ)
「空飛ぶタイヤ」や「半沢直樹」といった池井戸潤による作品で広く知られているように、特定の仕事に焦点を当てた作品は数多く存在します。
こうしたお仕事系のジャンルに属している作品は、リアルな現状を描き出していることが特徴としてあり、こだわっている作品では言葉遣いから小道具に至るまで、徹底したリアルを追究しているものも少なくありません。
本作品においても、撮影においてはANAの全面協力を得て制作をしており、劇中の中では実際の衣裳や飛行機を使用している場面や、専門用語での会話をしている場面を見ることができます。
また本作品は、こうしたリアルの追求を徹底している一方で、ところどころに非リアルな部分も織り交ぜており、コメディ要素の強い本作品だからこそできる特徴を持っています。
ちょっと失礼な態度を見せるグランドスタッフや失敗ばかりのキャビンアテンダントなど、現実では丁寧な対応をしてくれるのが当たり前のようになっているからこそ、面白く感じられる非リアルな部分。
絶妙なバランスで織り交ぜられている非リアルな部分に、思わずクスッと笑えること間違いなしの本作品。気軽に見ることができる作品なので、ご家族や友人などと一緒に見るのもオススメの作品です。
(専門用語や専門知識を覚えると面白さが倍増)
前述したように、お仕事系のジャンルに属する本作品。
徹底したリアルの追求をしている本作品においては、小道具の細かな部分や会話の一つ一つにまで、ANAの監修の元でこだわった制作がされており、その知識を知っているかどうかで作品の面白さが変わってきます。
例えば、劇中において「バードさん」と呼ばれていた人々。客として使用する私たちにとってはなじみが薄い職業ですが、鳥と飛行機がぶつかることを指すバードストライクを防ぐために結成された集団の名前を指しています。
このバードさんは、空港内を何度もパトロールし、鳥を見つけた際には空砲による威嚇等を行って駆除する役目を担っています。飛行機事故を防ぐための重要なポジションであるバードさんは、銃や鳥の扱いに詳しいだけでなく、飛行機や空港全体の知識も深く知っている必要がある職業となっています。
このように劇中では描かれなかった部分を知ることで、これまでとは違った見方で楽しむことができる本作品。1度見たことがある方も、気になる点を調べてから再度鑑賞してみてはいかがでしょうか。